深川総合法律事務所

 2014年1月から現在に至るまで深川で仕事をしている弁護士のブログです。深川をはじめとして妹背牛,秩父別,雨竜,北竜、沼田,幌加内の方からご相談・ご依頼を受けることが多いですが,旭川・滝川・砂川・美唄・留萌など色々な地域のからの相談を受けています。相談が多い分野は相続,交通事故,高齢者に関する相談(成年後見等含む。)が多いですが,様々な相談を受けております。詳細はiタウンページや弁護士ドットコムの情報もご参照いただきますと幸いです。  

下記リンク先で当事務所について紹介をしていますので、当事務所について興味がある方はご参考までに。
iタウンページ 深川総合法律事務所
https://itp.ne.jp/info/011994421151371120/
弁護士ドットコム 深川総合法律事務所
https://www.bengo4.com/hokkaido/a_01228/l_202638/

本日の道新を見ていたら、

深川市内で18日に深川署員を装い、通帳の提出などを求める内容の電話が多数あり、深川署に45件もの相談がよせられたという出来事があったそうです。

北海道新聞記載の深川署に対する聞取りによれば、警察官が通帳やキャッシュカードの提出を求めたり、暗証番号を聞くことはないとのことです。

同新聞によると被害はまだ確認されていないようですが、くれぐれもご注意を!

 紋別にある流氷の町ひまわり基金法律事務所と名寄ひまわり基金法律事務所の二つの法律事務所の引継ぎ式があり,出席して参りました。これまで勤務されていた所長弁護士の先生の功績には頭が下がると同時に新たに着任される先生方のしっかりした挨拶で、今後も紋別と名寄に充実した弁護士活動が行われるのだろうと感じました。

 ところで,本日は弁護士が行っている活動の一つとしてひまわり基金法律事務所の設置についてご紹介したいと思います。

 ひまわり基金法律事務所とは弁護士過疎の解消のために日弁連・弁護士会・弁護士会連合会の支援を受けて開設・運営される法律事務所のことを言います。つまり,弁護士がいない,もしくは,少ない地域に日弁連等の支援で設立された法律事務所です。

 裁判手続き上は本人訴訟が認められておりますが,主張立証などの作業は専門的知識が必要であることや弁護士だからこそ証拠が集められるという部分もあるため,どこに住んでいても弁護士に相談できる体制は裁判所を利用する上では重要なことでした。また,刑事事件での弁護人もあまりにも遠方にいると,接見に行くことは困難であり,十分な弁護活動を行うためには近くに弁護士がいることは重要です。これら以外にも自治体等の外部委員としての活動などにも弁護士は欠かせない存在です。ひまわり基金法律事務所はこのような問題を解消するために法律事務所がない地域に設置され,そこに所属する弁護士は地域住民の方のために日々頑張っております。
 
 ひと昔前は裁判所の支部があるにもかかわらず,法律事務所が0若しくは1しかない地域がたくさんあったそうです。道北地域でいえば,留萌,名寄,稚内,紋別は裁判所の支部がありながらも,弁護士がいない状態が長く続いておりました。しかし、現在はこのひまわり基金法律事務所の設置やこれを契機として法律事務所を開設する事務所もでてくるようになり,現在は道北地域においても弁護士過疎の問題は解消しています。(ちなみに,深川は裁判管轄では旭川地方裁判所管轄になります。)
 
 深川は裁判所支部ではありませんが,簡易裁判所・家庭裁判所の出張所があります。弁護士が私しかいない地域という意味では当事務所の役割は重要だと感じています。皆様に適切に法的サービスが提供できるように今後も研鑽を重ねていきたいと思います。

 本日のタイトルは「自筆証書遺言の方式の緩和」というテーマですが、これは手で書く遺言書についてルールが変わり,遺言が残しやすくなったということです。

 今までは遺言は「全文」「日付」「氏名」の自署と押印が求められておりました。これは筆跡によって遺言者本人が書いたものであることを保障するためです。
 
 ただ、これだと,手で全部書くのでとても大変でした。

 そこで、遺言書に添付する財産目録についてはパソコンで作成して印刷することや不動産につき登記事項証明書,預金につき預金通帳の写しを添付する方法が認められることとなります。要は手で書かないといけない範囲が減らせることとなりました。

 高齢になってくると文字をたくさん書くことはとても辛い作業です。私も遺産分割協議書などで高齢の依頼者にたくさんの書類にサインをしてもらうことはとても苦々しく感じることも多く、一定の要件のもとで代理人が金融機関所定の書類にサインする形で対応してもらう事もありました。このような経験からは手書きの部分を減らしてくれるという改正はとてもありがたいことかなと感じております。

 「私の家は財産がないから」「私の家はもめないから」と言われて遺言は自分には関係無いという方は多くみられますが、私は基本的には遺言は書いておいたほうがいいケースが多いと思っています。職業柄,適切な遺言が残されていれば、長い時間と費用とをかけて交渉や調停を行わなくてもよかったと思える事例を経験しています。また、遺産が少なくても遺言の必要なケースもあるし、遺産分割で弁護士が受ける事件ももめている事件ばかりではありません。

 ですので、今回の改正を機に多くの方に遺言に関心を持っていただけると幸いかなと思っております。ちなみに、遺言を実際に残される場合は専門家のアドバイスを受けるか,参考書などをよく見て残されるようにしてください。本ブログでは細かいルールに関する説明は省いておりますのでご注意ください。

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