深川総合法律事務所

 2014年1月から現在に至るまで深川で仕事をしている弁護士のブログです。深川をはじめとして妹背牛,秩父別,雨竜,北竜、沼田,幌加内の方からご相談・ご依頼を受けることが多いですが,旭川・滝川・砂川・美唄・留萌など色々な地域のからの相談を受けています。相談が多い分野は相続,交通事故,高齢者に関する相談(成年後見等含む。)が多いですが,様々な相談を受けております。詳細はhttps://fukagawa-lo.com/をごらん下さい。  

2019年07月

こんにちは。弁護士の石井です。

先日,リース被害全国協議会(宮崎)に参加して参りました。
私は同協議会に参加させていただいたのは二度目ですが,リース訴訟に関する最先端の議論に触れとても勉強になりました。

リースは長期間にわたってリース料を支払うため、一見すると月額は数千円~数万円で住んでしまいます。しかし、その総額は100万円を越えるケースなどはざらで,リース契約したものの必要ないと思って解約した場合には,原則として一括して残金の請求を受けることになります。また,あとで途中解約したいと思っても、事業者などの場合には原則としてクーリングオフなどの手段も認められていません。

中小企業庁はリース契約のポイントとして
① 中小企業は事業者として扱われるため、いわゆるクーリングオフが使えず、また、途中解約もできないこと
② リース物件の所有者はリース料の支払いが終了してもリース会社にあること
③ リース契約を行う場合には複数の業者から見積もりをとるなどリース契約の内容・月額・総額のリース料やリース期間などをしっかりチェックしてから契約をすること
などを推奨しているようです。(詳しくは中小企業庁のホームページをご参照ください。)

リース契約は表面的には安く見えるために、よく考えずに契約してしまいがちですが、長期間の契約はリスクと裏腹です。中小企業庁が指摘するようなポイントに注意を払い、よく考えて契約をするようにしましょう。

参考URL:中小企業庁 事業者間トラブル事例1~3をご参照ください。
https://www.chusho.meti.go.jp/faq/soudanjirei.html



 悪質な詐欺の手口が出てきたようですので、注意喚起です。

 本日、テレビを見ていたら、新聞のお悔やみ欄を悪用し、「故人からわいせつなDVDを預かっていた」と遺族に金銭を請求する新手の架空請求が発生し、佐呂間町の男が逮捕されたとのテレビ・ニュースが流れていました。

 このような手紙が来た方はくれぐれもご注意ください。

本日は無事に標記行事を終える事ができました。

ご来所頂いた方についてはありがとうございます。また、気になっていたけど、来所が困難だった方については今後また機会を設けるつもりですので、その際には宜しくお願い致します。

今後も必要に応じてこういった地域還元的な相談会を行っていこうと思っておりますので、今後ともなにとぞ宜しくお願いいたします。


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